神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2015年08月31日

神戸大学は、8月4日・5日の2日間にわたって「平成27年度高大連携特別講義(公開授業)」を開催しました。8月4日の「自然科学概論」は、理学部、工学部、農学部、海事科学部の教員による4講義、8月5日の「人文科学概論」は、文学部、国際文化学部、発達科学部の教員による3講義を開講しました。

高大連携実施専門委員会の米谷委員長による開講の挨拶で始まり、レジュメなどの配付資料に加えて、パワーポイントによる画像や動画など、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。飲料用ペットボトルや3Dプリンタ等を題材にした“ものづくり”への工夫、触覚情報を伝送する技術の医療や産業への活用、文系でありながら数学の要素を含んだヒエログリフから見えるエジプトの数学文化など、大学ならではのユニークで幅広い内容の講義を受講生達は熱心に聞きいっていました。

受講生からは、「大学の雰囲気をつかみ、今後の目標を定めることができたので、とても良い体験となった」「あまり興味のなかった分野の講義も、聞いてみると面白いと思えた」「自分が本当に学びたいことは何であるかを改めて考え直すいい機会になった」「勉強に対するモチベーションが向上した」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は54名、「人文科学概論」は78名の計132名が修了しました。

(学務部教育推進課)