神戸大学

「青少年のための科学の祭典2015 神戸会場大会」に出展しました

2015年09月18日

工学研究科技術室は、9月5、6日バンドー青少年科学館で開催された「青少年のための科学の祭典2015神戸会場大会」において、ステージ企画とワークショップ企画にそれぞれ『ねつを「見て」みよう』と『金メダルを作ろう、夢の東京オリンピック』のテーマで出展しました。

「青少年のための科学の祭典」は、理科や数学あるいは科学技術といった分野の実験や工作を一同に集めて来場者に楽しんでもらうイベントで、全国規模で開催されています。兵庫県では1996年に神戸会場大会が初開催され、その後県内各地に拡大し、現在では7会場で開催する大きなイベントとなっています。

工学研究科技術室では、社会貢献・地域貢献活動の一環として、2010年から毎年、「青少年のための科学の祭典 神戸会場大会」に出展しています。6回目の参加となる今年は、技術室のメンバーを中心に、理学研究科および環境保全推進センターの技術職員と連携して出展しました。

ステージ企画では、物体の表面温度を色分けして表示するサーモグラフィを使用して身近な物を観察し、熱の伝わり方や発熱現象を実際に見てもらう実験を行いました。ワークショップ企画では、焼きなましを行った真鍮の円板に、ハンマーとポンチを使って装飾しオリジナルの金メダルを作製する工作を行いました。

ステージ企画に参加した子供たちは、熱が見えることに驚きながら実験に注目していました。実験終了後は、各々サーモグラフィに触れ、興味津々に色々なものを観察していました。ワークショップ企画では、普段ハンマーやポンチを使ったことのない子供たちも、一生懸命に真鍮をへこませて個性的な金メダルを作製していました。「工作が楽しかった」と言う声が多く聞かれ、ものづくりの楽しさを実感頂けたようです。

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(工学研究科技術室)