
フランス、エコール・ポリテクニック校主催の大型ヨットの世界大会(The 35th Student Yachting World Cup)に神戸大学オフショアセーリング部が出場します。同部は2015年3月に神奈川県葉山沖で開催されたANIORU'S CUP(全日本学生外洋帆走選手権)で見事優勝し日本代表権を獲得、いままで練習を重ね、スポンサー探しに苦労するなどして準備をしてきましたが、いよいよ挑戦の時を迎えました。
チームの構成は女子学生3名を含む9名(海事科学部7名、農学部1名、発達科学部1名)と引率のOB2名の総勢11名。大会は10月12日の艇受け取りから始まり、13日〜20日の日程で、ビスケー湾北部の都市プリギュン市で開催。世界中から14チームが参加し、熱戦を繰り広げます。大会の優勝校は、次回大会への出場が内定。日本より緯度の高いレース地は冬が早く強風のレースとなる見込みで、軽量の日本チームは苦戦が予想されますが健闘を祈ります。
毎晩、社交界さながらパーティが開催され、昼間の熱い戦いとは異なる国際交流も繰り広げられるとのこと。同部顧問の山下和雄海事科学研究科准教授は「今年のチームは実力がある。世界の若者との交流を深めるグローバル体験のいい機会になれば」と期待を寄せています。
大会概要
- 大会名
- 35th SYWoC (The 35th Student Yachting World Cup)
- 日程
- 開会式:10月12日
レース:13日〜19日
表彰式:20日 - 出場チーム
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- Southampton, England
- EPFL, Switzerland
- Universita, Di Brescia , Italy
- Kobe University, Japan
- Oxford, England
- UCD, Ireland
- Strathclyde, Scotland
- Cardiff, Wales
- Dalhousie, Canada
- Majorca, Spain
- Ecole polytechnique, France
- Cambridge, England
- Trinity College, Dublin, Ireland
- Arts et metiers, France
- 関連リンク
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- 神戸大学オフショアセーリング部
- [2015年3月25日お知らせ記事] 神戸大学オフショアセーリング部が完全優勝 昨年の雪辱果たす
