神戸大学

第1回神戸大学デーを開催しました

2016年01月19日

神戸大学大学国際交流推進機構アジア総合学術センターは、神戸大学の魅力を海外に発信する「神戸大学デー」(The First Kobe University Exchange Day: Joint Symposium of Northeastern University and Kobe University) を2016年1月12-13日、東北大学(中国・遼寧省瀋陽市)にて開催しました。

第1回となる今回は、12日に、東北大学の王建華副学長のご臨席のもと、神戸大学工学研究科・人文学研究科の教員が中心となって組織した2つのミニ・ワークショップが行われ、13日には、神戸大学説明会を開き、東北大学の学生・院生に神戸大学のさまざまな魅力を紹介しました。

工学研究科のミニ・ワークショップでは、東北大学から王宏教授(機械工程与自動化学院)、高炳亮教授(冶金学院)、曲芸准教授(江河建築学院)が、神戸大学から横小路泰義教授、孫玉平教授、水畑穣教授が参加し、災害ロボット、建築学、ナノテクノロジー、溶融塩化学などのテーマについて学術報告が行われました。70名に及ぶ東北大学の若手研究者との間で熱心な討論が行われました。

人文学研究科のミニ・ワークショップでは、「東アジアにおける歴史的想像力のあり方について」をテーマに、東北大学から王岩准教授、国蕊准教授、畢克寒准教授、馬小力講師が、神戸大学から樋口大祐教授、河島真准教授、梶尾文武准教授が参加し、13世紀から20世紀に至る東アジアの歴史的想像力の諸問題について学術報告を行いました。その後、東北大学外国語学院の王秋菊副院長、大連外国語大学の柴紅梅教授、神戸大学の鈴木義和教授の司会のもと、80名の東北大学の若手研究者との間で活発な議論がなされました。

今回の「神戸大学デー」を踏まえ、東北大学と神戸大学とのより一層の学術交流を進めるために、両校の全学レベルでの学術交流協定書を締結することが確認されました。工学研究科・人文学研究科を中心とする学術交流に、今後より多くの部局・研究所が参加されることが期待されます。

(国際企画課)