神戸大学

ミャンマー教育省上級官僚と教育系大学長を対象にセミナーとワークショップを開催しました

2016年02月01日

大学院国際協力研究科の小川啓一教授を総括とする研究チームが、2016年1月29日にミャンマーの教員養成大学の運営管理に関する調査研究の成果を発表しました。セミナーは、同国教育省上級官僚、ヤンゴン教育大学長、前学長、ミャンマーの複数の教員養成大学長、学部長など、計40名を対象に開催されました。

本セミナーはヤンゴン市内のヤンキン教員養成大学で開催され、教育省から教員養成担当次長、財務次長、人事次長も参加されました。研究チームには、本研究科に在籍する博士課程後期の大学院生も含まれており、ミャンマーの教員養成に関する組織運営、人的管理、財政に関する政策提言も行いました。

セミナー後には、教員養成大学の運営管理向上に関する教育計画策定をテーマにワークショップを開催しました。本ワークショップでは、教育省上級官僚や教育系大学長も小グループに分かれて参加し、セミナーで発表した研究結果と提言を基に、教員養成の中・長期的なアクション・プランについてディスカッションを実施しました。

本研究は、ユネスコとオーストラリア国際開発庁の支援を受けて実施しており、ミャンマーの新政権樹立後に、教員養成大学の運営管理を向上させる教育計画書案を教育省の政策決定者や教育大学、教員養成大学の学長や学部長を対象にセミナーを開催して、共有する予定です。

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(国際協力研究科)