神戸大学

ルーヴェン大学副学長が神戸大学を訪問しました

2016年03月01日

2月29日、ベルギーのルーヴェン大学からDanny Pieters副学長が神戸大学を訪問しました。ルーヴェン大学は1425年に創設されたベルギー最古の大学であり、ルーヴェンの他にブリュッセル、ヘント、アントワープにキャンパスを持つ総合大学です。神戸大学とは2010年1月に大学間学術交流協定を締結しており、経済学研究科や国際文化学研究科とはダブルディグリープログラムも実施しています。

今回、Pieters副学長はアジアにおける重点協定校の訪問を行っており、日本での最初の訪問先として神戸大学を訪れました。神戸大学では、まず日欧連携教育府を訪問し、萩原泰治前日欧連携教育府長・経済学研究科教授と、EUエキスパート人材養成プログラムの取り組みやルーヴァン大学との交流について懇談しました。また、ルーヴェン大学からの留学生も懇談に同席しました。次に、理学研究科では野海正俊教授から数学分野における共同研究の状況と2014年に行った共同シンポジウムについての説明がありました。続いて、Pieters副学長は中川丈久法学研究科長、角松生史法学研究科教授、増島建法学研究科教授、関根由紀法学研究科教授と面会し、両大学における英語で開講されているプログラムの紹介や今後の学生交流についての話し合いを行いました。午後からは、武田廣神戸大学長及び井上典之国際担当理事を表敬訪問し、現在の協定の拡大と共同プログラム開発などが話題に上がりました。

また、新たな共同研究の可能性を広げるため、Pieters副学長は羅志偉 自然科学系先端融合研究環教授の研究室を訪問し、健康科学とロボティクス技術に関する研究について説明を受けた後、神戸大学統合研究拠点を訪問しました。統合研究拠点では、田浦俊春統合研究拠点長から本学の重点プロジェクトと拠点の取り組みについて説明が行われた後、統合バイオリファイナリー研究プロジェクト及び次世代バイオ医薬品製造技術研究組合の研究施設を見学しました。

写真左から:
井上典之神戸大学国際担当理事、
Danny Pietersルーヴェン大学副学長、
武田廣神戸大学長

(国際部国際企画課)