神戸大学

株式会社カネカとの産学連携に関する協議会を開催しました

2016年04月28日

神戸大学は2016年4月20日、株式会社カネカとの産学連携に関する協議会を開催しました。

これは、2010年の12月に締結された両者の包括的な産学連携推進に関する協定に基づくもので、2012年以降毎年実施、今回が6回目の開催です。

連携協議会では、共同研究や人材育成、知的財産の活用について、領域毎にそれぞれの研究者から活動状況の報告がなされ、本学新ビジョンの下、今後の運営方針や新たな展開について活発に意見交換が行われました。

企業との組織的連携は、企業の個別ニーズの解決に止まらず、学内で部局を越えた組織横断的な体制を組むことにより、双方が協力してテーマを企画・選定し、実用化・事業化に向けた連携活動を実施することができます。このメリットは、最適なテーマ設定と研究体制の構築が可能となることです。変化の激しい時代にあって、神戸大学は株式会社カネカをはじめとして我が国を代表する企業との知的・人的資源の相互交流を通じ、産学連携による叡智を結集し、幅広い分野でのイノベーションの創成を図り、もってグローバルな課題解決に貢献することを目指します。

このような取り組みの概要をH27年度産学連携学会で紹介し、企業との組織連携の成功例として注目を集めました。

(連携創造本部)