神戸大学

インドネシア大学から訪問がありました

2016年04月28日

4月15日、インドネシア大学からDodi Sudiana連携担当ディレクター、Adrianus Waworuntu人文学部長、Pratiwi Sudarmono法学部学務担当副学部長、Dony Chalid経済経営学部管理学科長らが神戸大学を訪問しました。一行は、井上典之国際担当理事・副学長、油井清光学長補佐 (国際連携担当)・人文学研究科教授、四本健二国際協力研究科長、山﨑幸治国際協力研究科副研究科長、川畑康治国際協力研究科准教授らと懇談し、これまでの両大学の交流と今後の連携分野の拡大について話しあわれました。

インドネシア大学は1949年に設立された国立大学であり、 約47,000人の学生が在籍しています。ジャカルタ及び学園都市デポックに広大なキャンパスを持つ他、国内数か所にキャンパスがあります。神戸大学とインドネシア大学とは、古くは1979年頃から医学研究科及び保健学研究科を中心に交流事業を展開してきました。2004年には、大学間学術交流協定を締結しており、毎年活発な学生・研究者交流を行っています。現在は、大学の世界展開力強化プログラム(ASEAN諸国との連携・協働による「次世代医学・保健学グローバルリーダー」)において協力しており、国際協力研究科とは共同教育プログラムを行っています。

懇談では、Sudiana連携担当ディレクターから、インドネシア大学における近年の国際化事業についての説明があり、新しく開始されたグローバルコースの紹介がありました。また、研究の面においては既に交流のある医学・保健学及び国際協力学の分野から拡大し、人文学や海事科学の分野においても神戸大学との交流を促進したいとの意向が示されました。インドネシア大学人文学部内には2016年度に日本学研究センターが設立される予定であり、さらなる両大学の学生交流及び研究者交流が期待されます。

(国際部国際企画課)