
神戸大学外国人留学生のための「第10回グローバルジョブフェア」(国際教育総合センター (旧留学生センター) 主催) が4月27日、神戸大学百年記念館 (神大会館) で行われました。この神戸大学外国人留学生採用希望企業による合同企業説明会は、今回で10回目を数えます。
開催にあたっては、神戸大学キャリアセンター・六甲台就職情報センター・社団法人神戸大学工学振興会・国際文化学部キャリアデザインセンター・発達科学部キャリアサポートセンターからの協力を得、30社の企業、3機関、学内2部局からの参加がありました。

ジョブフェア当日は、日本での就職を希望する各国からの留学生が106名参加しました。例年、カジュアルな服装が目立ちますが、今年はリクルートスーツに身を包んだ留学生も多く見られ、日本での就職活動にさらなる意欲を感じました。参加者は、各ブースを回り、外国人留学生の採用に積極的に取り組む企業の説明に耳を傾けていました。参加者からは、「様々な企業のことが具体的にイメージできた」「直接企業の方とコミュニケーションが取れて、貴重な機会となった」などの声が聞かれました。一方、企業側からは、来場した留学生の熱心な様子が印象深かったという意見がありました。留学生参加者、参加企業ともに、じっくりと直接話ができたという点が好評だったようです。
これまで本センターでは留学生の就職支援に様々な方策で取り組んできましたが、今年度はより留学生のニーズに応え、拡充した支援を行っていきます。詳しくは「外国人留学生のためのグローバルキャリアセミナー2016 (イベント情報)」をご覧ください。これからも、さらに多様化していく留学生のニーズを見据えながら、留学生のキャリア形成に対する教育的支援を積極的に行っていきたいと思います。