神戸大学

文部科学省 白間大臣官房審議官(研究開発担当)が神戸大学を訪問しました

2016年06月07日

本部での懇談会

文部科学省の白間大臣官房審議官(研究開発担当)が6月2日(木)、JST「戦略的創造研究推進事業先端的低炭素化技術開発(ALCA)」に関連して神戸大学を訪問され、「バイオテクノロジー領域」運営総括である近藤昭彦科学技術イノベーション研究科長、「ホワイトバイオテクノロジーによる次世代化成品創出」の研究開発課題「バイオマス由来のセルロースナノファイバーを用いた“しなやか”な高分子複合材料の創出」の研究開発代表者である西野孝工学研究科教授等と意見交換が行われました。

近藤研究科長(右から2人目)から
研究成果等の説明を受ける
白間審議官(左から2人目)

それぞれの研究室訪問に先立ち、武田学長や小川研究・産学連携担当理事等との懇談会が行われ、武田学長より、本学の機能強化構想の背景、科学技術イノベーション研究科や株式会社科学技術アントレプレナーシップの設置といった「武田ビジョン」の実現に向けた現在の取組みについての説明の後、意見交換が行われました。

懇談会終了後、近藤研究科長の研究室訪問では、ALCAの運営状況や大学発グリーンイノベーション創出事業、バイオプロダクション次世代農工連携拠点の研究成果等の報告の後、研究室や統合バイオリファイナリーセンターの視察が行われました。

続いて、西野教授の研究室訪問では、ALCAの申請に至る背景、研究のねらいや戦略、今後の展開についての報告の後、研究室の視察では、セルロースナノファイバーの作成方法等について説明が行われました。

西野教授(中央)からセルロースナノファイバーの
説明を受ける白間審議官(右)

各研究室においては、ALCAが目指す既存の概念を大転換する「ゲームチェンジング・テクノロジー」の創出に向けた現在の研究開発状況・今後の展開などについて、活発な意見交換が行われました。

(研究推進課)