神戸大学

KOJSP能楽ワークショップを開催しました

2016年06月14日

文学部のKOJSP (神戸オックスフォード日本学プログラム) では、6月1日 午前に山口誓子記念館において能楽ワークショップを開催しました。

日本文化の理解を深めることを目的に、神戸大学宝生会OBの堀口雅一氏 (昭49営)・伊東静夫氏 (昭42経) の協力を得て企画したもので、講師には能楽師 (宝生流) の澤田宏司氏をお迎えしました。

「能楽とはどんなものか」という解説の後、澤田氏の仕舞の実演が始まると、迫力ある謡と研ぎ澄まされた舞に、能楽が初めての留学生たちも息を飲んで見つめていました。

能楽の動きを体験するセクションでは、摺り足や「序破急」のリズム、悲しみ・怒りの表現などを学びました。日常の動作とは全く異なる動きが新鮮だったようで、留学生たちは活き活きと取り組んでいました。その後、能面の 解説、仕舞実演、質疑応答と続き、あっという間の90分間でした。

留学生にとって、能楽を通じて日本文化の真髄に触れる、得難い機会となりました。

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(人文学研究科)