神戸大学

留学生と小学生の交流会が開かれました

2016年07月15日

神戸大学の留学生が7月4日、六甲台キャンパスに近い神戸市立鶴甲小学校との第34回交流会に参加しました。

この交流会は、国際教育総合センター (旧留学生センター) と鶴甲小学校が連携して開き、毎年恒例の教育プログラムになっています。今回はセンター所属の日本語予備教育コース生、日本語・日本文化研修留学生、そして、集中日本語コース生の計15名が授業科目の一環として参加しました。

留学生は1~2名に分かれて、クラスに入りました。子どもたちと話しながら一緒に給食を食べて、掃除とお昼休みの時間を過ごしました。午後の授業では、日本語で自国を紹介したり、簡単な母語を教えたりしました。子どもたちは外国の事柄について学習し、同時に留学生に日本文化を紹介することによって、その違いに興味津々でした。相互の質疑応答も活発に行われ、充実した時間を過ごしました。

小学生にとっては、同じ地域にある大学に多くの留学生が学んでいることが新たな発見です。普段は馴染みのない国の留学生とも同じ時間と場面を共有することにより、国や言葉が違っても仲良く交流できるという学習体験を通して親近感を持つことが、世界へ目を向ける国際理解の好機となっているとの評価を得ています。

(国際教育総合センター留学生教育部門)