神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2016年08月03日

神戸大学は、7月29日・8月1日の2日間にわたって「平成28年度高大連携特別講義 (公開授業)」を開催しました。7月29日の「自然科学概論」は、海事科学部、理学部、農学部、工学部の教員による4講義、8月1日の「人文科学概論」は、文学部、発達科学部、国際文化学部の教員による3講義を開講しました。

高大連携企画専門委員会の米谷委員長による開講の挨拶で始まり、レジュメなどの配付資料に加えて、パワーポイントによる画像や動画など、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。スポーツの科学的な観点での分析、有理数と無理数の数や性質の違い、寄生植物ストライガによる地球規模の植物の危機、レーダーを使用した降雨強度の探知、モノの異なった視点での捉え方、記憶の仕組みや行動決定への影響、バナナを通して見る世界事情や問題など、大学ならではのユニークで幅広い内容の講義を受講生達は熱心に聞き入っていました。

受講生からは、「色々な分野の講義を受けたことによって視野が広がった。」、「自分があまり興味のなかった学部も、講義を体験して興味が出た。」、「将来について考える良い機会となった。」、「大学の授業の雰囲気を体験できた。」、「進学へのモチベーションが上がった。」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は104名、「人文科学概論」は113名の計217名が修了しました。

(学務部教育推進課)