神戸大学

科学技術振興機構 (JST) 後藤理事等が神戸大学を訪問

2016年08月04日

連携創造本部での講演会の様子

7月28日に国立研究開発法人 科学技術振興機構 (JST) の後藤理事、野口イノベーション拠点推進部長が本学を訪問されました。午前中の講演会では、小川研究・産学連携担当理事をはじめとする教職員等の参加のもと、後藤理事より、「イノベーション創出を加速する産学連携・大学発ベンチャーを支援」と題して、わが国のイノベーション創出システム構築に向けた課題やJST事業の最新動向等について御講演いただきました。講演後の意見交換会では、諸外国の状況を踏まえた産学連携の課題や今後のあるべき姿などについて活発な意見交換が行われました。その後、武田学長等との懇談会が行われ、武田学長より、本学の機能強化構想の背景、科学技術イノベーション研究科や株式会社科学技術アントレプレナーシップの設置といった「武田ビジョン」の実現に向けた現在の取組みについての説明の後、意見交換が行われました。

引き続き神戸大学が神戸市と進めている「神戸スマートシティプロジェクト」のメンバーとの懇談会が行われ、玉置システム情報学研究科長、冨山工学研究科長等の関係者が出席し、プロジェクトの中心メンバーである吉本システム情報学研究科教授からプロジェクトの内容を説明後、その活動内容や目指すべき姿などについて意欲的な話し合いが行われました。

先端膜工学拠点において、
松山教授 (右端) から研究成果等の
説明を受ける後藤理事 (右から2人目)
及び野口部長 (左から2人目)

懇談会終了後は、先端膜工学研究拠点及びポートアイランド地区の統合研究拠点を視察いただき、先端膜工学研究プロジェクト、統合バイオリファイナリー研究プロジェクト、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合GMP施設、3次元可視化システム等について説明を行い、その後、実際の研究の現場での課題や必要とされる支援策等について、各プロジェクト等に携る研究者等と活発な意見交換が行われました。

(研究推進課)