神戸大学

バイオシグナル総合研究センター設置記念シンポジウムを開催しました

2016年08月23日

神戸大学は8月22日、百年記念館六甲ホールにて、バイオシグナル総合研究センター設置記念シンポジウムを開催しました。

挨拶をする武田廣学長

バイオシグナル総合研究センターは、2016年4月1日に、バイオシグナルに関する先端的基礎研究で実績のあったバイオシグナル研究センターと、遺伝子情報等に関する学内共同利用研究で実績のあった遺伝子実験センターを統合して設置された、3研究部門、9研究分野及び1支援推進部門より成るセンターです。

シンポジウムへは、学内外から約100名が参加。開催の挨拶として、武田廣学長より、「バイオシグナル研究の中核拠点として、全国の研究機関との共同研究を推進し、また、次世代の若手研究者の育成にも寄与しながら、学際的・融合的な研究によるイノベーション創出の推進を」とセンターへの期待が寄せられました。

次に、菅澤薫センター長より、センターの位置付けや概要、各部門等について紹介があり、シグナル機能制御研究部門の吉川潮教授による「キナーゼシグナリングを振り返る」、シグナル統合経路研究部門の鎌田真司教授による「シグナル統合経路研究が明らかにする生命情報伝達機構」、シグナル分子応答研究部門の今石浩正教授による「環境物質変換と生物応答」の講演が行われました。続いて、センターと共同研究を進めている愛媛大学プロテオサイエンスセンターの澤崎達也教授より、「コムギ無細胞技術を基盤とした研究支援」について講演がありました。質疑応答なども行われ、参加者はそれぞれの講演に熱心に聞き入っていました。

菅澤薫センター長
シグナル機能制御研究
部門 吉川潮教授
シグナル統合経路研究部門
鎌田真司教授
シグナル分子応答研究部門
今石浩正教授
愛媛大学プロテオサイエンスセンター
澤崎達也教授 (右)
シンポジウムの様子

関連リンク

(バイオシグナル総合研究センター、広報課)