10月26日、Professor Dame Julia Goodfellowケント大学長一行が神戸大学を訪問しました。ケント大学からは、Anthony Manning理事 (国際担当)、Roger Vickerman理事 (ヨーロッパ担当) ならびにHannah McNorton国際部長が同行しました。

一行は、始めに、武田廣学長を表敬訪問しました。懇談には、本学から、油井清光学長補佐 (国際連携担当)、吉田健一科学技術イノベーション研究科教授・神戸大学ブリュッセルオフィス所長、関根由紀法学研究科教授ならびに高城宏行国際教育総合センタープログラムコーディネート部門特命准教授が同席しました。懇談では、武田学長からの挨拶に続き、Goodfellow学長からケント大学の国際化について紹介があり、その後、双方は、神戸大学ブリュッセルオフィスとケント大学ブリュッセル校との協力やBrexitにより英国の大学が直面する教育・研究面の問題などについて活発に意見を交換しました。

表敬訪問後、一行は、2017年4月に設置される国際人間科学部の関連教員と打ち合わせを行いました。本学からは、岡田章宏人間発達環境学研究科教授・国際人間学部設置準備室長、西谷拓哉国際文化学研究科教授、坂井一成国際文化学研究科教授・国際教育総合センタープログラムコーディネート部門長ならびに落合知子国際人間科学部準備室GSPコーディネーターが同席しました。打ち合わせでは、本学側から、Global Studies Program (GSP) を含む国際人間科学部の紹介があり、ケント大学側からは、サマースクールなどの紹介がありました。双方は、短期プログラムの構築において、連携を進める意向を確認しました。

神戸大学は、本年2月25日に、ケント大学と大学間学術交流協定および複数部局間学生交流実施細則を締結し、平成29年度から学生の交流を開始します。また、今後は、両大学のブリュッセルにおける施設を活用した教育・研究交流についても調整を行っていく予定です。