神戸大学

「日欧亜におけるコミュニティの再生を目指す移住・多文化・福祉政策の研究拠点形成」キックオフ・シンポジウムを開催しました

2016年10月28日

国際文化学研究科が、人文学研究科、人間発達環境学研究科、法学研究科、経済学研究科、国際連携推進機構との協力のもと今年度から開始した、日本学術振興会・研究拠点形成事業 (A.先端拠点形成型)「日欧亜におけるコミュニティの再生を目指す移住・多文化・福祉政策の研究拠点形成」のキックオフ・シンポジウムが、10月22日と23日の2日間、神戸大学百年記念会館 (六甲ホール) で開催されました。

シンポジウムは、井上典之国際担当理事・副学長、国際連携推進機構長の開会挨拶、本事業のコーディネーターである坂井一成国際文化学研究科教授の基調報告に続き、井上弘貴国際文化学研究科准教授、青島陽子国際文化学研究科准教授、青山薫国際文化学研究科教授、岡田浩樹国際文化学研究科教授、藤野一夫国際文化学研究科教授、王柯国際文化学研究科教授の司会による6つのプリナリー・セッションにおいて、2日間にわたって熱のこもった報告と議論を展開しました。

この分野のグローバルな研究拠点の形成を目指し、イタリア、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、スペイン、イギリス、トルコ、台湾、ヴェトナム、タイ、韓国の主要研究機関の研究者を含め90名を超える国内外の第一線の研究者が一堂に会し、喫緊の課題である移民、多文化化、福祉政策の諸問題について、日本、アジア、ヨーロッパの比較の観点から、白熱した学際的議論を交わしました。

また、これに先駆けて10月21日には、神戸大学瀧川記念学術会館にて、この分野を研究する若手研究者たち自身のイニシアティブによる「次世代セミナー」も開催され、キックオフ・シンポジウムに参加した内外の研究者の多くも加わって、世代と地域を超えた幅広い研究ネットワークの構築を推進しました。

5年計画の本プロジェクトでは、具体的・実践的な研究成果の発信に向けて、今後ともグローバルな共同研究を発展させていきます。

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(国際文化学研究科)