神戸大学

産学連携をテーマに3大学シンポジウムを開催しました

2016年11月01日

10月24日、京都大学・大阪大学・神戸大学3大学シンポジウム (主催:日本経済新聞社、日本経済研究センター) が大阪市北区で開催されました。

産業界、大学関係者など合わせて500名余りが聴講する中、3大学の学長、総長と産業界の代表が「産学連携は進化する~関西発イノベーションの決意」と題して、産学連携の現状と課題について活発な意見を交わしました。

冒頭、日本経済新聞社大阪本社の川合英雄代表から、本シンポジウム開催の趣旨と産学による関西活性化の期待が述べられ、続いて、大阪商工会議所の手代木功副会頭 (塩野義製薬社長) から、産業界から見た大学の研究活動について触れ、産学連携の課題などが提起されました。

本学の武田廣学長は、「今年4月、日本初の文理融合型独立大学院 (科学技術イノベーション研究科) を設置し、神戸大学の理念である「学理と実際の調和」に基づく人材の育成を目指している」「神戸に集積する研究、医療、技術を活かした取り組みで関西の可能性を探りたい」「産業界にない発想を提示することが大学の役割」と述べました。

京都大学の山極壽一総長から、「企業と大学が連携し、モノやヒトが集まる(学びの)場が必要」。大阪大学の西尾章治郎総長からは、「関西の3つの都市がもつ特異性を活かした取り組みをしていくことで活性化につながる」といった発言がありました。

(企画部社会連携課)