神戸大学

「館長と図書館学生チーム“ULiCS”メンバーとの懇談会」を開催しました

2016年12月22日

附属図書館では、平成28年12月19日、自然科学系図書館にて、館長と学生が直接意見交換を行う機会として、昨夏結成して活動中の附属図書館学生サポーターチーム“ULiCS” (うりくす) メンバーの学生6名の参加を得て、懇談会を開催しました。

はじめにメンバーから、ULiCSの活動として、社会科学系図書館の書庫マップの作成とグッズの制作検討、今年9月に香川大学であった学生協働交流シンポジウムへの参加、SNSの活用等の報告がされました。続いて野海館長からの「職員と学生の発想は違うので利用者視点で改善案を出してもらいたい。また他の図書館と比較して理想の図書館の案を聞かせてほしい。」との促しに従い、図書館に対して日頃感じていることや希望など、率直な意見や要望を発言してもらい、さらに解決策について、図書館職員も交え自由にディスカッションを行いました。

「初学者向けの図書として何を読めばよいか書架で探しにくい。」
「パスファインダーの充実や新たな仕組みが必要ですね。」

このような学生の読書・学習に関わる問題点や、

「館内PCが学習目的以外の利用者に占有されていて使えないケースが多い。また試験期などにプリント方法がわからず時間のかかる利用者が多い。」
「混雑時には印刷優先PCを設定したり、またスタッフがPC付近に常駐したりするほか、図書館以外のPC使用可能スペースを案内するなど、対応を考えます。」
「急に使えなくなった電子ジャーナルがある、また意味不明のエラーが表示される。」
「個々の事情があるので気軽にスタッフに質問してください。」

といった、オンラインも含めた日頃の図書館利用における要望など、様々な事柄について活発に意見交換がされました。

図書館では、懇談会での貴重な意見をもとに、今後の図書館サービスの向上や資料整備、環境整備に役立てていきたいと考えています。

関連リンク

(附属図書館)