神戸大学

[医学研究科] 井垣達吏助教がキャリア・デベロップメント・アウォード (HFSP) を受賞しました

2009年06月01日

所属・職・氏名
医学研究科・助教 井垣達吏
年月日
2009年3月26日
概要

上皮組織に内在するがん抑制機構は、「細胞競合」 と呼ばれる細胞間コミュニケーションを介した動的な恒常性維持システムによって支えられています。 内在性がん抑制機構および細胞競合の分子機構に関する井垣達吏博士 (細胞生物学分野 (G-COE)、特命助教) のこれまでの研究成果と今後の研究計画に対して、 ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム (HFSP) よりキャリア・デベロップメント・アウォードが授与されました。

ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)は、 1987年のヴェネチア・サミットにおいて、中曽根首相 (当時) より提唱した国際プロジェクトであり、 生体が持つ精妙かつ複雑なメカニズムの解明を中心とする基礎研究を国際的に共同して推進し、 その成果を広く人類全体の利益に供することを目的としています。

なお、本研究は神戸大学グローバルCOEプログラム「統合的膜生物学の国際教育研究拠点」と密接に連携して進められております。

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