陰山教授が、Oscar Buneman Awardを受賞しました。この賞は、米国Long Branchで9月に開催されたICNSPシンポジウムで発表された研究の中から、優れた可視化に対して与えられる賞です。(ICNSPは、プラズマの計算機シミュレーション研究に関する国際シンポジウムで、今年が22回目です。)

この賞は、シミュレーションデータを3次元的に可視化することを目的として陰山教授らが開発したソフトウェア『マルチバース』を用いて作成した可視化作品に対して贈られたものです。この研究は、神戸大学統合研究拠点に設置された大型バーチャルリアリティ装置π-CAVE (パイケイブ) を用いました。π-CAVEを使った3次元的可視化は、京コンピュータをはじめとする最新のスーパーコンピュータで計算されたシミュレーションデータを解析するのに今後活用されることが期待されます。