公開講座 博物館資料と戦時徴用船
公開講座の開設主旨・目的等 |
![]() 海事科学研究科が主催する本公開講座は、深江キャンパスに位置する海事博物館と共催で実施します。今回は、「博物館資料から見た戦時徴用船の歴史」をテーマに取り上げ、過去の大戦遂行に海上輸送のために、どれほど多くの人的、財的損失があったかなど実情を学ぶことによって、「平和」の意義を受講生に認識いただきたいと考えています。 本講座の特色としては、海事博物館所蔵の貴重な資料を活用している点、博物館が長年築いてきた独自のネットワークを活かして多彩な講師陣をお招きしている点が挙げられます。 |
講義日程・題目及び講師
回 | 講義日 | 時間 | 講義題目 | 講師 |
1 | 10月3日 (土) | 13:30 ~ 15:00 | “戦時徴傭船の展開と被害の実態解明” | 宮本 三夫氏 (財) 日本殉職船員顕彰会推薦海運研究者 |
2 | 10月10日 (土) | 13:30 ~ 15:00 | “沖縄の学童疎開船「対馬丸」” | ゆたか はじめ氏 エッセイスト |
3 | 10月17日 (土) | 13:30 ~ 15:00 | “日本商船隊の壊滅と経緯について” | 宮田 幸彦氏 拿捕船研究委員会 |
4 | 10月24日 (土) | 13:30 ~ 15:00 | “海底に見た戦場の現場” (遭難当時そのままの商船隊の姿) |
吉村 朝之氏 (有) アアクエイトテレビ 代表取締役 |
5 | 11月7日 (土) | 13:30 ~ 15:00 | “高砂丸の奇跡とその時代背景” | 菊池 寧 氏 (株) 商船三井 広報室社史担当 |
連絡先 |
神戸大学海事博物館 Tel・Fax: 078-431-3564 E-mail: siryokan@maritime.kobe-u. ac.jp ※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。 |