神戸大学

神戸大学・神戸新聞社連携協定締結記念シンポジウムが開催されました

2014年07月30日

7月25日、本学と神戸新聞社が7月7日に締結した包括連携協定を記念したシンポジウム「つなぎ いかす 地域の力」が、約260人の参加を得て、出光佐三記念六甲台講堂で開催されました。

高士神戸新聞社社長による開会挨拶
井戸兵庫県知事による講演

午後1時20分から開かれたシンポジウムは、高士薫 神戸新聞社社長による、本シンポジウムの趣旨説明から始まりました。そこでは、大学と新聞社の協定の意味や「大学、新聞社とも、もっと地域の役に立ちたいということ。知の集積拠点と情報発信拠点が手を結ぶことで、もっと役に立つことができないか。」の基本方針が示されました。続いて、井戸敏三兵庫県知事による「ひょうごから未来を切り拓く」と題する基調講演が行われ、大国正美 神戸新聞社企画総務局長、奥村弘 神戸大学地域連携推進室長から、新聞社と大学のそれぞれの連携活動の取り組みが紹介されました。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションでは、三上喜美男 神戸新聞社論説副委員長をコーディネーターに、さらに大学側から高田哲 保健学研究科教授、高田理 農学研究科教授、新聞社側から渋谷和久 地域活動局長が加わり、どのようにすれば専門知と社会知の垣根が取り払われ、大学と新聞社の連携が深まっていくか議論が行われました。また、12月には、篠山でさらに議論の場が設けられることが紹介されました。

福田神戸大学長による閉会挨拶

シンポジウムの後、交流会が和風レストランさくら (社会科学系アカデミア館3階) で開かれました。この交流会には、井戸知事、福田学長、高士社長、新野元学長をはじめ、大学、新聞社、自治体、企業等から約110人の方々が参加されました。会場のあちらこちらで、参加者同士で話がはずみ、地域課題に取り組む人々のネットワークづくりの輪が広がりました。

関連リンク

(地域連携推進室)