昭和44年卒業生による「卒業50周年記念同窓会」有志の皆様から、神戸大学基金に755万円の寄附をいただきました。
神戸大学の昭和44年卒業生は、当時の大学紛争のため卒業式が行われないまま卒業となった経緯があり、卒業式を開催するため、同年卒業生らによる実行委員会のもと、10月27日に「卒業50周年記念同窓会~50年目の卒業式~」が開催されました。
1年以上前から準備を進めてきたこの式典には172名が参加し、大盛況のうちに幕を閉じることができました。式の開催にあたって、参加できなかった卒業生らも含めて計266名から基金への寄附金が集まり、この寄附金は、式典の中で三谷史生氏 (経済学部卒) から武田廣学長に、”大学の発展を支援する”という思いを込めて手渡されました。
10月31日に、改めて神戸大学基金へ寄附金の贈呈式が行われる事になり、同窓会有志から実行委員会共同代表の番尚志氏 (経営学部卒)、共同代表の三谷氏、広報担当の長谷川淳朗氏(経済学部卒)が来学され、学長室にて贈呈式と懇談が行われました。
武田学長から「ご寄附は学生のために大切に使わせていただきます。皆様方におかれましては今後も同窓会を続けられ、是非60周年や70周年についても開催をお願いいたします。これからも末永く母校神戸大学を応援していただきたく存じます。」と、実行委員会メンバーにこのたびの感謝とともに、卒業50周年のお祝いの言葉が述べられました。番代表らからも「卒業50周年の同窓会と、50年目の卒業式が開催できたことを大変うれしく思います。」と感想とともに、「これからも母校の発展を心から願っています。」と大学へ向けてエールが贈られました。