学長からのメッセージ

-知と人を創る

異分野共創研究教育グローバル拠点を目指して-

 神戸大学は、2022年に創立120周年を迎えました。10学部15研究科を擁する総合大学で、世界を牽引する卓越した研究を展開しています。

「学理と実際の調和」という本学の建学の理念を具現化する「知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点」を新たな神戸大学ビジョンとして掲げ、学内組織体制の見直しと研究教育活動における改革を推進し、世界に貢献できる地域 中核研究大学としての使命を果たせるよう、研究・ 教育体制、産官学連携、地域連携、施設整備、運営体制、事務組織体制などの強化に取り組んでいます。

 大学を取り巻く環境は、社会における少子高齢化、グローバル化、及びデジタル化の加速、研究における国際競争の激化、運営費交付金の減額など益々厳しくなってきていますが、神戸大学として創造的な研究教育や経営改革に真剣に取り組み、教育研究の質の向上と活性化を図り、優秀な人材を育成できる国際的な異分野共創研究教育基盤の強化に努め力強く駆動できる研究大学として発展していかねばなりません。

「ひとりひとりの壁をなくそう」「ひとりひとりの考えを聴こう」「ひとりひとりの潜在的な力を知ろう」、そして「ひとりひとりが協働してその力を最大限に発揮しよう」を合言葉に構成員一丸となって次世代を担う優秀な人材の育成に尽力するとともに、強みと特色を有する世界トップレベルの研究ができる地域中核研究大学として発展し、地域社会、そして世界に貢献していきます。

神戸大学への誇り、愛情、情熱を持った皆さん。さあ、輝く神戸大学の未来を一緒に切り拓きましょう。

 神戸大学長 藤澤 正人

 

求める人材像

  • 経営感覚を持ち、広い視野から考えることができる人
  • 既存の考えにとらわれず、柔軟な発想ができる人
  • 新しいことに挑戦しようという旺盛な好奇心、情熱を持っている人
  • ステークホルダーから信頼される人

採用担当からのメッセージ

大学職員と聞いてみなさんはどのような仕事を思い浮かべるでしょうか?ルーティーンワークをただひたすらこなす・・・そんな閉鎖的な職場を思い浮かべている人もいるのではないでしょうか?

しかし実際はそうではありません。学生の教育のサポートはもちろん、医療に関わる仕事、大学の経営を担う仕事、産・官・学をつなぐ仕事、よりよい大学組織づくりを考える仕事などさまざまなフィールドがあります。職員となればこのような多彩なフィールドで幅広い経験を積むことができます。

また、国立大学を取り巻く環境は日々刻々と変化しています。高等教育の担い手であり、国際化の推進、外部資金の獲得、地域社会への貢献など大学の果たす役割はより大きなものとなっています。

このように、時代に取り残されない大学を作り上げるには、大学職員にも時代の変化に対応していくことが求められています。今後一層広がりと変化を持つこの神戸大学であなたの能力を活かしていきませんか。