『比較福祉国家‐‐理論・計量・各国事例』

『比較福祉国家‐‐理論・計量・各国事例』

近年、福祉国家の比較研究が盛んに行われています。国内外の研究者によって多様なアプローチが開発され、分析対象となる国・地域も拡大しています。本書では、これまでの研究蓄積をまとめ、福祉国家を質的に比較するための理論、データを駆使した計量分析、比較理論に基づく各国史分析について紹介しています。各章のはじめに「この章で学ぶこと」を載せ、平易で明解な文章で書かれていますので、内容は高度でも難解な本ではありません。福祉国家研究に関心のある学部生・大学院生のみなさんに読んでもらいたいと思います。

<目次>
  • 序章 福祉国家を比較するために(鎮目真人・立命館大学教授、近藤正基)
  • 第Ⅰ部 福祉国家の理論
  • 第1章 福祉国家の産業化理論・収斂理論(下平好博・明星大学教授)
  • 第2章 福祉政治の理論(加藤雅俊・立命館大学准教授)
  • 第3章 福祉制度変化の理論(安周永・常葉大学講師)
  • 第Ⅱ部 福祉国家の計量分析
  • 第4章 回帰分析(稗田健志・大阪市立大学准教授)
  • 第5章 マルチレベル分析(筒井淳也・立命館大学准教授)
  • 第6章 イベントヒストリー分析(柴田悠・同志社大学准教授)
  • 第7章 ファジィ・セット分析(鎮目真人)
  • 第Ⅲ部 福祉国家の事例
  • 第8章 スウェーデン(渡辺博明・龍谷大学教授)
  • 第9章 ドイツ(近藤正基)
  • 第10章 イギリス(大村和正・神戸大学研究員)
  • 第11章 スペイン(中島晶子・欧州連合日本政府代表部専門調査員)
  • 第12章 アメリカ(西山隆行・甲南大学教授)
  • 第13章 韓国(相馬直子・横浜国立大学准教授)
  • 第14章 日本(北山俊哉・関西学院大学教授、城下賢一・京都大学研究員)
関連リンク
ミネルヴァ書房

 

(国際文化学研究科・准教授 近藤正基)

2013年12月9日