ベーシック応用言語学:L2の習得・処理・学習・教授・評価

応用言語学(applied linguistics)とは、言語に関わる現実世界の諸問題の解決を目指す学際的な研究分野で、言語教育に関連する内容を広く包含する。本書は、応用言語学が扱う多様なトピックのうち、とくに、第2言語(L2)の習得・処理・学習・教授・評価の問題に焦点を絞り、過去の研究史を整理し、今後の展望を示した概説書である。

本書は、ひつじ書房の言語学入門書シリーズの中の1冊として刊行された。全11章構成 (351ページ) で、巻末には詳細な索引と参考文献リストを付す。人間の言語習得のメカニズムや外国語の効果的な教授の在り方に興味を持つ多くの皆さんにお読みいただければ幸いである。

目次

第1章 応用言語学と第2言語教育
第2章 言語習得の基本モデル
第3章 言語の対照
第4章 言語処理
第5章 学習者特性Ⅰ
第6章 学習者特性Ⅱ
第7章 言語教授法の確立
第8章 現代の言語教授法
第9章 言語能力観
第10章 言語能力の評価
第11章 言語能力テストの諸相

(大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター/国際文化学研究科・教授 石川慎一郎)