北陸地方創生と国際化・イノベーション

本書は経済産業省の公式統計や、北陸環日本海経済交流促進協議会が独自に行った調査から収集されたデータを活用して、北陸地方の製造業企業の国際化と生産性に関する研究を行った成果をとりまとめています。

北陸企業について、企業レベルのデータを用いて行った本格的な実証研究としては、初出のものと思われます。本書では産業集積と企業の国際化に焦点を当てて現状分析を行い、北陸地域経済の活性化に資する提言を行いました。

目次

  1. はじめに
  2. 序.グローバル時代における地域活性化の在り方-空間経済学の視点から-(藤田昌久)
  3. 1.北陸の人口変動と地域創生(丸山洋平・丸屋豊二郎)
  4. 2.北陸製造企業の国際化の現状-全国9地域間比較の観点から-(丸屋豊二郎・白又秀治・張栩)
  5. 3.北陸製造企業のパフォーマンスと生産性-国際化・非国際化企業間比較の観点から-(丸屋豊二郎・張栩)
  6. 4.北陸企業の海外展開とイノベーション-北陸企業へのアンケート調査結果の分析-(丸屋豊二郎・白又秀治)
  7. 5.北陸3県における産業集積の外部性(後閑利隆)
  8. 6.北陸地域における産学官連携と研究開発の効果と課題-計量分析と聞き取り調査から-(亀山嘉大)
  9. 7.企業の国際化に対する地域要因(早川和伸・松浦寿幸)
  10. 8.生産性が高い企業のグローバルサプライチェーンへの参加(浜口伸明)
  11. 9.北陸企業のグローバル化とFTA利用-対ASEAN国際化戦略を中心に-(春日尚雄)
  12. 10.北陸3港湾利便性改善の経済効果(熊谷聡)
  13. 要約と政策含意

(経済経営研究所・教授 浜口伸明)