2017年3月6日に、神戸大学附属中等教育学校の岩見理華教諭が、「平成28年度文部科学大臣優秀教職員表彰」を受賞しました。
平成18年に創設された同表彰について、文部科学省は「優れた成果を挙げた教員を表彰することは、教員の意欲を高め、資質能力の向上に資することから、本年度から、全国の国公私立学校 (大学、高等専門学校を除く。) の現職の教育職員を対象に、文部科学大臣による優秀教員の表彰を実施することとしました。」としています。
岩見教諭は、ユネスコ活動や国際交流等の分野において、特に顕著な成果を上げたとして表彰されました。
岩見教諭は着任以来、附属中等教育学校のグローバル教育推進室長及び研究部長として国際教育を牽引しました。ユネスコ活動では、ジャパンアートマイル「国際交流壁画共同制作プロジェクト」で、タンザニア・メキシコ・台湾・フランス、インドネシアとの交流事業を開拓する等多くの事業を展開し、その成果は、「ESD優良実践事例集」に掲載されています。スーパーグローバルハイスクール (SGH) の研究開発では、「地球の安全保障」をテーマに、グローバル・アクション・プログラムの開発に努めました。また、シアトル (アメリカ)、ハノイ (ベトナム)、カオシュン (台湾) の高校との交流校協定締結に貢献しました。