司会 川畑 亜紀氏

第16回神戸大学ホームカミングデイを10月29日(土)に開催しました。

2006年から始まったホームカミングデイも今年で16回目となります。さわやかな秋晴れの空の下、今年は3年ぶりに大学キャンパスへ卒業生をはじめとする参加者をお迎えすることができました。オンラインも含め、卒業生や教職員等延べ約1,200名が参加し、旧交を温め合うとともに、迎えた在学生や教職員と世代を越えて交流しました。

記念式典はフリーアナウンサー川畑亜紀氏(文学部卒)の司会で午前10時半から出光佐三記念六甲台講堂で開かれ、公式You Tubeでの同時配信を行いました。

     藤澤 正人 学長

藤澤正人学長は冒頭の挨拶で、コロナ禍においても活気を取り戻しはじめたキャンパスの姿を紹介し、異分野共創研究教育グローバル拠点を目指す本学のビジョンを述べました。

また、本学が本年120周年を迎えたことに触れ、教育のみならず、様々な事業、研究においても上に立つ者が指導者としての徳をもって倫理をわきまえ、よき信頼関係、人間関係を築くことが重要であり、このことは初代校長水島銕也氏の教えにつながっていることを心に刻み教育研究の質を高めていくとの決意を語りました。

続いて、本年12月に予定している全学同窓会の機能も備えた「神戸大学校友会」の設立について紹介し、これからOne Kobe Familyとしての活動を強化していくと話しました。

 

   坂井 信也 学友会会長

続いて、各同窓会の全学組織である学友会の坂井信也会長が、設立予定の全学的な組織「校友会」を通じて、神戸大学Familyがより強くまとまり、大学のプレゼンス、ブランド力向上を目指すことへの理解と支援を求めました。

   講演者 島本 久美子氏

記念講演では、現在Google合同会社のDirector島本久美子氏(経済学部卒)が、「変革する時代のリーダーに期待される柔軟性と心理的安全性」と題して、自身の多彩なキャリアを交えたお話や現在のリーダーに期待されるマインドセットなどについて講演しました。

その他、学内若手教職員を中心に構成された「ビジョン発信プロジェクト」からプロジェクトの紹介、神戸グローバルチャレンジプログラムに参加した学生の体験活動報告がありました。

最後に、今春8年ぶりにチアリーダーが復活した応援団総部による演舞で式典に活気をもたらし、3年ぶりの有観客での式典は盛会のうちに終わりました。

    応援団総部による演舞

(企画部卒業生・基金課)