第17回神戸大学ホームカミングデイを10月28日(土)に開催しました。

2006年から始まったホームカミングデイも今年で17回目となります。さわやかな秋晴れの空の下、今年は各学部の懇親会や学生企画のハロウィンイベントなども復活しての開催となりました。当日は、オンラインも含め、卒業生や地域の方、教職員等延べ約2,400名が参加し、旧交を温め合うとともに、迎えた在学生や教職員と世代を越えて交流しました。

全学式典は神戸大学放送委員会 山中睦未さんの司会で午前10時15分から出光佐三記念六甲台講堂で開かれ、公式You Tubeでの同時配信を行いました。また、初めての試みとして「ホームカミングデイin東京」を東京六甲クラブにて開催し、34名の卒業生が一堂に会して配信される式典の様子を大型スクリーンにて楽しみました。

     藤澤 正人 学長

藤澤正人学長は冒頭の挨拶で、まず、コロナ禍以降通常の学生生活を送ることができるようになり、かつての活気を取り戻してきたキャンパスや学生の様子を話しました。

また、最近の本学の教育・研究におけるトピックスとして、令和5年3月に採択された地域の中核大学等のインキュベーション・産学融合拠点の施設整備を目的とする「令和4年度産学連携推進事業費補助金」についてや、4月に大学院医学研究科に設置した医学と工学の融合による医療機器開発を目指す「医療創成工学専攻」についてなど本学の最新の教育研究活動を紹介しました。

 

   坂井 信也 校友会会長

続いて、昨年度設立した神戸大学校友会の坂井信也会長が、改めて神戸大学校友会設立の趣旨について説明し、新入生歓迎イベントの支援やホームカミングデイの共催、会員向け特典の提供といった、これまでの校友会の活動について報告しました。

   パネルディスカッションの様子

メイン企画では、ホームカミングデイでは初めてとなる卒業生と教員によるパネルディスカッションを実施しました。卒業生の住田功一氏、中村健氏、石根友理恵氏、卒業生であり現在本学の教員でもある西田勇准教授、山口裕子准教授の5名がパネリストとして登壇し、奥村理事のファシリテートのもと、神戸大学校友会の理念である「One Kobe Family~つながる神戸大学~」をテーマに、学生時代の大学の印象、卒業後に感じること、神戸大学が一体となって盛り上がっていくには何が必要かについて熱く議論しました。

    応援団総部による演舞

続いて、学長直下の組織として再編された「未来創造プロジェクト」に参画する職員からの統合報告書とシンダイシンポの紹介がありました。また、学生からの発表として、4月の全国大会において男子400mHで全国2位となった陸上競技部山科さんによる学生生活の発表、ホームカミングデイ当日に屋台や子供向けイベントを企画した神戸大学ベルカン瀬古さんによる活動発表がありました。

最後は、応援団総部チアが力強く華やかな演舞を披露し、今年のホームカミングデイも盛会のうちに終えることが出来ました。

多数のご参加誠にありがとうございました。

(企画部卒業生・基金課)