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日本・メキシコ・チリにおける巨大地震の発生メカニズムの解明

環太平洋沈み込み帯は、世界で最も地震活動が活発な地域です。特に日本、メキシコ、チリでは、近年、多大な被害をもたらす巨大地震が発生しています。これらの地域における大地震の発生メカニズムを理解することは、減災や建築物の危険性評価に不可欠です。これらの地域には、巨大地震が発生する可能性が指摘されている地震空白域があります。さらに、近年の研究でスロー地震が発見され、スロー地震と巨大地震の関連性が注目されています。我々はプレートの沈み込みのダイナミクスや、巨大地震の発生に寄与する物理プロセスと相互作用の研究を、コンピュータによるデータ解析や数値シミュレーションにより進めています。このプロジェクトでは、これらの地域における巨大地震の発生メカニズムを解明し、それらの普遍的や地域的特徴を明らかにすることを目指しています。

プロジェクト期間

2022.04.01 ~ 2025.03.31

SDGs

  • SDGs11
  • SDGs17

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