Kobe University

海事科学研究科シンポジウム「来るデジタル時代における海事人材を基軸とした国際社会でのプレゼンス~我が国における海洋・宇宙連携の一層の強化を目指して~」

2017年09月13日

平成30年度から実施の第3期海洋基本計画の内容に関する検討が始まっており、日本海洋政策学会の課題研究グループ「海洋・宇宙の産学官連携方策に関する研究―海洋の総合管理にむけて―」では、衛星技術と海洋との連携について現状の整理を進めてきた経緯を踏まえ、第3期海洋基本計画の策定にむけた「提言」を、去る6月に発表しました。

本シンポジウムでは、我が国における海洋政策の現状を整理するとともに、当該課題研究グループの研究成果発表の場を兼ねるかたちで、その検討経緯と提言骨子を紹介します。また、今後の海洋におけるデジタル化の波について概観するとともに、我が国の大手海運会社から、デジタル化が進捗していく中で求められる海事人材の要件についての展望を伺います。さらに、北極域における具体的な政策展開としてのセンター機能の提案と、IMO (国際海事機関) への提案案件についての話題提供を受け、これからのデジタル時代における海事人材を基軸にした、我が国の国際社会の中でのプレゼンスの在り方について総合的に討論します。

多数のご来場をお待ちしております。

開催概要

日時
平成29年9月13日 (水) 13:30 ~ 17:00 (開場 13:30)
※入場無料。終了後に懇親会あり (会費 4,000円)
場所
神戸大学大学院海事科学研究科 総合学術交流棟梅木Yホール
主催
神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター
神戸大学大学院海事科学研究科海事科学教育開発センター
詳細
案内・プログラム (PDF) 」をご参照ください

シンポジウム内容

第一部
衛星技術と海洋との連携について現状を整理し、第3期海洋基本計画の策定に向けた「提言」を発表した日本海洋政策学会の課題研究グループに、我が国における海洋政策の現状、その検討経緯と提言骨子を紹介していただきながら、今後の海洋におけるデジタル化の波について概観します。
第二部
デジタル化が進捗していく中で求められる海事人材の要件についての展望を、我が国の大手海運会社から伺います。
第三部
北極域における政策展開の提案と、IMO(国際海事機関)への提案案件についての話題提供を受け、これからのデジタル時代における海事人材を基軸にした、我が国の国際社会の中でのプレゼンスの在り方について総合的に討論します。

※ シンポジウム終了後、懇親会(会費4,000円)を開催します。 お申込み時に、懇親会のご出欠もお知らせください。

お問合わせ・お申込み先

E-mail: mori-na@maritaime.kobe-u.ac.jp
Tel & Fax: 078-431-6318 (当日、会場でも受け付けます)

(海事科学研究科)