北東アジアの地域情勢は、北朝鮮の核・ミサイル開発によって、不透明さを増しています。その一方で、北東アジアは、地域協力の枠組みの空白地帯として、このような問題に取り組む多国間協調が進んでいないのが実情です。最近の北朝鮮情勢は、こうした東アジアの地域協力の枠組みにどのような影響を与えるのでしょうか?
神戸大学キャンパスアジア・プログラムでは、日中韓三国政府によって2011年に設立された地域協力機関「日中韓三国協力事務局」の元事務局長で、駐ケニア日本大使を歴任された岩谷重雄氏をお招きし、「北朝鮮の問題は日中韓協力を促進させるか」というテーマで講演会を行います。
東アジア地域協力の実務経験に基づいた議論に接する貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。
開催概要

- 日時
- 2017年10月23日 (月) 12:15~13:15
- 会場
- 神戸大学大学院国際協力研究科棟 1階 大会議室 [ 六甲台第1キャンパス ]
- テーマ
- 「北朝鮮問題は日中韓協力を促進させるか」
- 講演者
- 岩谷 滋雄 氏 (日中韓三国協力事務局 元事務局長)
- 講演者プロフィール
- 1950年、高知県生まれ。一橋大学法学部を卒業後、1973年に外務省へ入省。1996年から98年まで在中華人民共和国日本国大使館に勤務。その後、内閣府大臣官房などを歴任し、2007年に在ケニア特命全権大使、2010年に在オーストリア特命全権大使に就任。2012年から2015年まで日中韓三国協力事務局長を歴任。2016年5月より、リンガハウス教育研究所理事長等を務める。
- 使用言語
- 英語
- 参加費等
- 無料 / 一般参加可 (事前申込不要)
- 主催・お問い合わせ先
- 神戸大学キャンパスアジア室
Email: gsics-caoffice [at] edu.kobe-u.ac.jp - 関連リンク