Kobe University

経済学研究科とシステム情報学研究科合同シンポジウム「人工知能と社会科学の邂逅:新たな地平線を目指して」

2017年12月04日

神戸大学では、先端融合研究環を中心に文理融合研究を推進しています。その一環として、経済学研究科とシステム情報学研究科の合同シンポジウム「人工知能と社会科学の邂逅:新たな地平線を目指して」を開催します。

本シンポジウムでは、和泉潔教授 (東京大学大学院工学系研究科) に基調講演をしていただきます。

和泉教授のご講演では、最新の人工知能技術を金融市場の分析に応用した事例を紹介していただきます。特に、注文情報や経済ニュース等の大量データを自動的に分析するデータマイニングで、どのような種類のデータをどのように処理しているかについて、幾つかの研究事例をもとに解説していただきます。さらに、市場制度のテストを人工市場シミュレーションで事前評価した事例を紹介しながら、人工知能技術を用いる可能性と限界についても議論していただきます。

また、経済学研究科とシステム情報学研究科の教員による研究内容や、現在大きな注目を集めている人工知能技術の社会科学への応用について、様々な事例を紹介します。

開催概要

ポスター (クリックすると
PDFデータで開きます)
日時
平成29年12月4日(月)
開場 12:30 開会 13:00
場所
神戸大学百年記念館 (神大会館)  六甲ホール
プログラム概要
  1. 開会挨拶:中村保 神戸大学大学院経済学研究科長
  2. 第1部:基調講演「機械に経済価値が理解できるのか? 金融市場における人工知能技術の現状と課題」
    和泉潔 東京大学大学院工学系研究科 教授
  3. 第2部:研究報告
    • 報告1「社会科学分野における音・画像処理技術の新展開を目指して」
    • 滝口哲也 
      神戸大学システム情報学研究科 / 都市安全研究センター 教授
    • 報告2「建玉情報と注文情報による為替予測」
    • 岩壷健太郎 神戸大学大学院経済学研究科 教授
    • 報告3「時系列金融ネットワークの予測モデル:深層学習とベイズ学習からのアプローチ」
    • 江口浩二 神戸大学大学院システム情報学研究科 准教授
    • 報告4「スマートメーターかメッセージのどちらが電力消費削減行動を駆り立てるか?」
    • 岡島成治 神戸大学大学院経済学研究科 准教授
  4. 閉会挨拶:玉置久 神戸大学大学院システム情報学研究科長
参加費・申し込み方法
無料・事前手続き不要 (一般参加可)
当日受付にて、お名前 (フリガナ)、ご所属、ご連絡先の記入をお願いします。
問い合わせ
神戸大学大学院経済学研究科研究助成室
メールアドレス:ekenjo3 @ econ.kobe-u.ac.jp

※メールアドレスの一部 (.com の前後など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。

関連リンク

(経済学研究科)