Hult Prizeは、大学生による世界最大規模のビジコンで、「学生によるノーベル賞」とも呼ばれています。 2017年12月17日(日)に、Hult Prizeの神戸大学大会が初開催されます。当日の観覧はどなたでもご参加いただけますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
1. 概要
ハルトプライズとは、社会課題を解決するビジネスモデルのアイディアをコンテスト形式で学生に考えさせることによって、事業化の促進と社会起業家の育成を図る団体であり、オフィシャルパートナーとして国連からも後援を受けています。神戸大学キャンパス大会では、上記に加え、学部や団体を超えた学生同士の交流や協働を図ることを目的とします。
当大会は、毎年決められるテーマに沿って学生が考え出したアイディアをプレゼンするというもので、アメリカを軸に世界各国で実践されています。最終的には 2018 年 9 月のグローバルファイナル大会で発表を行い、そこで優勝してアイディアが採用されると、実際にプロジェクトに1億円の資金がつき、アイディアが実現できるものとなります。
ハルトプライズ第一回大会は2009年に開催され、世界各国が参加していましたが、日本国内で公式に参加するのは今年度が初めてであり、国内では東京大学・早稲田大学・北海道大学など約20校が参加する予定です。神戸大学としても国内第一回目の大会に出場しようと考えており、現在企画を進めています。
2. 大会の流れ

- キャンパス大会
神戸大学の学内大会 (2017年12月)
→優勝チームはリージョナル大会・ナショナル大会への出場権を獲得できます - リージョナル大会・ナショナル大会
主に各大学代表チームによる大会(2018年3-5月)
→優勝チームはグローバルアクセラレータープログラムへ参加します - グローバルアクセラレータープログラム
世界中から選び抜かれた参加者が集まり、イギリス約8週間の集中ビジネスコースがおこなわれます (7-8月)
→グローバルファイナルに向けて各チームプレゼンのアイディアに磨きをかけます - グローバルファイナル
ファイナリストによる世界大会 (9月)
→採用されたチームのアイディアは、実現に向けて実際に事業化されます
3. テーマについて
- 今年度のテーマ:
- “Harnessing the power of energy to transform the lives of 10 million people”
人間のライフラインであるエネルギーを使って6つの分野connectivity (通信)、education (教育)、agriculture (農業)、water (水)、mobility (移動手段)、health (健康) の課題を解決できるアイディアを考えてもらいます。
4. 神戸大学大会の詳細
- 日時
- 2017年12月17日 (日)
- 会場
- 先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-48
ポートライナー「京コンピュータ前」駅より徒歩1分 - プログラム
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11:30~ 開場 12:00~ 開会式 12:30~ プレゼン発表 15:35~ 審査 16:00~ 優勝チームの発表・閉会式 16:30頃 大会終了 ※スケジュールは現段階での予定ですので、参加チーム数などにより少し変更になる場合があります。
- 主催
- Hult Prize at Kobe University
- 共催
- 神戸大学大学院法学研究科・法学部、工学研究科道場「未来社会創造研究会」、学術・産業イノベーション創造本部