日本学術振興会が実施している「特別研究員」制度は、優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員 (DC・PD)」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。
また、特別研究員制度の一環として、子育て支援や学術研究分野における男女共同参画の観点から、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援する「特別研究員-RPD」事業も実施されています。
下記のとおり、平成31年度採用分特別研究員及び海外特別研究員募集等に関する説明会を開催します。特別研究員事業 (DC・PD・RPD) への応募を検討している方は、制度に関する貴重な情報を得ることができます。また、当日は特別研究員等審査会専門委員経験者から見た申請書作成のポイントに関する講演や、現在特別研究員として採用されている方からの経験談に関する講演もあり、直接様々な情報を得ることが出来る良い機会ですので、少しでも関心のある方は是非ご参加ください。
※DC・PD・RPDの 制度ごとに、申請資格は異なります。本制度の詳細については、こちらのリンクページ をご覧ください。
※参加希望の方は、在籍する研究科の担当係 (総務係等) に事前にお申込みください。
開催概要
- 日時
- 平成30年3月14日 (水) 13:00~15:20
- 場所
- アカデミア館5階501多目的室 ※六甲台第一キャンパスにあります。
- 概要
- 最初に日本学術振興会担当者から、各制度の概要について講演します。その後、採用審査を行う専門委員経験者から見た申請書作成のポイントについての講演や、現役の特別研究員からの経験談についての講演の時間を設けています。
- 参加対象者
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- 特別研究員 (PD・DC・RPD) 申請予定の者 (次年度以降の申請を検討している大学院生,学部学生も含む)
- 特別研究員受入予定の教員
- 海外特別研究員申請予定の研究者
- 事務担当者 等