9月28日 (土) に百年記念館六甲ホールにて、日本火山学会第26回公開講座 シンポジウム「超巨大噴火を起こした海の火山-鬼界火山」を開催いたします。
タイトルにある「鬼界火山」は、九州の南約40kmに位置する海の火山です。今から約7300年前に破局的な超巨大噴火を起こした際、日本列島を火山灰に包み、噴火中心部では海底に20kmのカルデラを作りました。現在も薩摩硫黄島において、活発な火山活動を続けています。
本講座では、この鬼界火山について、超巨大噴火とその後の活動、火山ガスの放出などに関する最新の研究成果、またジオパークとしての鬼界火山や、薩摩硫黄島の魅力などを、専門家達がわかりやすく解説していきます。本学からは、海洋底探査センターの巽好幸教授・センター長が講師として参加いたします。
申込不要でどなたでもご参加いただけます。たくさんの皆さまのお越しをお待ちしております。
また、同日午後1時30分より、小学校3年生~6年生の児童と保護者さまを対象とした公開講座イベント 親子で火山実験「マグマを見よう!いろいろな溶岩流を知ろう!」 が開催されます。こちらもご参加をお待ちしております。
開催概要

- 日時
- 2019年9月28日 (土) 午前10時00分~12時10分
- 場所
- 神戸大学 百年記念館六甲ホール [Map]
- 参加費
- 無料。
一般・学生等、どなたでもご参加いただけます。
申込等不要。
(※ ホールの収容人数に限りがありますので、参加多数の場合は、入場できない場合があります。ご了承ください) - プログラム
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10:05 巽 好幸 (神戸大学教授)
必ず起きる鬼界カルデラ噴火ーその時日本は?10:40 篠原 宏志 (産業総合研究所首席研究員・日本火山学会会長)
薩摩硫黄島の火山活動:火山ガスは何を語るか?11:15 大岩根 尚 (三島村・鬼界カルデラジオパーク顧問)
三島村・鬼界カルデラジオパーク その魅力と可能性11:50 火山質問コーナー
ご来場の方からの火山に関係する質問をいただき、火山学者が答えます。ご興味のある方はぜひ質問をご準備ください。 - お問い合わせ先
- 公開講座実行委員会
メール kazankouza [at] people.kobe-u.ac.jp (※ [at] を @ に変更してください)