神戸大学

団地再生へタッグ 工学研究科と神戸すまいまちづくり公社が連携協定を締結

2015年06月17日

神戸大学工学研究科は6月11日、一般財団法人神戸すまいまちづくり公社と高経年住宅団地の再生支援に関する連携協定を締結しました。協定の締結により連携事業を実施し、団地内の住宅ストックの有効活用・流通促進や地域の活性化を図ります。

神戸すまいまちづくり公社はこれまで、かつて神戸市住宅供給公社が分譲事業を手がけた神戸市灘区の鶴甲団地をモデルに、空き家の増加が懸念される既存住宅の流通促進を通じて、若年世代の呼び込みや地域の活性化を目指してきました。鶴甲団地に近接する神戸大学では、本学の地域連携の基本理念のもと、公社と連携し空き家を対象とした学生によるリノベーションモデルプランの制作・定時や流通促進イベントの共同実施など、少子高齢化社会に対応した地域貢献事業に取り組んできました。このような協働事業をより発展・展開させるために、今回の協定締結に至りました。

今後、空き家の活用に向けて学生によるリノベーションプランの作成やシェアハウスの整備検討のほか、団地の魅力を再発見し、若年世代の呼び込みを図るなどの連携事業を実施する予定です。

学生によるシェアハウス
整備検討の一例 (PDF形式)

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(工学研究科、広報課)