神戸大学環境保全推進センターは6月29日、更なる環境保全の推進と全構成員の環境保全に対する意識向上を図ることを目的として第3回全学報告会を開催しました。
報告会では、吉井一雄環境担当理事の挨拶の後、第3期中期におけるセンターの活動目標について西山覚センター長から説明があり、続いて副センター長及び部門長から平成26年度の活動について説明がありました。また、各研究科や各部署での省エネルギーに関する取組事例についての発表や展示、顕著な成果をあげた取組に対する環境保全推進特別賞の授与などを行いました。
続いて京都造形芸術大学長(元京都大学総長)の尾池和夫先生が『自然環境と災害~南海トラフ地震の予測~』と題して特別講演を実施。地球の歴史から始まり、将来必ず起こるとされる南海トラフ地震のしくみに至るまで、随所にユーモアを交えながらわかりやすく講演し、一般の方を含む参加者約120人は最後まで熱心に耳を傾けていました。