Kobe University

拡大ビジネスリーダーの会を東京で開催しました

2017年03月03日

ビジネス界で活躍する神戸大学卒業生と学長をはじめとする神戸大学執行部との意見交換・懇談の場として「神戸大学人の集い」が1月24日、東京都千代田区の学士会館で開かれました。第8回を迎える今回も、企業の社長・役員クラスの方々から、次世代のリーダーを担う中堅・若手の卒業生まで約90名が参加し、活発な意見交換を行いました。

会の冒頭で、武田廣学長が「国立大学法人第三期における神戸大学!」と題して、平成27年度に受けた法人評価において、海外の著名な知識人をアドバイザリーボードに選任し、広く国内外の意見を大学運営に活かしたことが高く評価され、神戸大学は「業務運営」の項目で5段階中最高ランクの「5」の評価を受けたこと、その他の「財務内容」、「自己点検・情報公開等」、「法令遵守、施設整備等」の項目についても、「4」の評価を受けたことについて報告を行いました。

また神戸大学の機能強化の取り組みについて、先端研究・文理融合研究の推進、先導的研究成果の社会実装への取り組み、世界で活躍できる人材の育成などに積極的に取り組んでいることを実例を示しながら報告。今後一層機能強化のプロセスを進めていくと決意を示し、引き続き卒業生の方々の継続的な支援を呼びかけました。

神戸大学基金担当の佐伯壽一学長補佐から、2015年度に神戸大学基金が行った事業について、国際化対応の支援として学生の留学費用の支援や奨学金といった学生への支援に使っていることを説明。学生への支援は大学の基盤の経費からは充てることができず寄附の財源を充てており、こうした大学の現状の理解と寄附への協力を訴えました。

続く質疑応答では、卒業生から卒業生ネットワークの拡充、今後の大学の発展についての意見・提案などが多数寄せられました。最後に田中初一学友会会長が、「同窓会活動を通して卒業生の母校愛を深めて寄附へとつなげていきたい。」と話しました。

この後の懇親会でも、世代・分野を超えて活発な意見交換、交流が行われました。

(企画部卒業生課)