Kobe University

平成29年度入学式を挙行しました

2017年04月04日

武田廣学長

神戸大学は4月4日、神戸ポートアイランドホール (ワールド記念ホール) にて、平成29年度の入学式を挙行しました。今年度は、10の学部と15の大学院などを合わせて、4,453人が入学しました。

武田廣学長は式辞の中で、今年度から新たに設置された「国際人間科学部」や、平成31年度から実施される「志」特別入試を紹介し、「グローバル化されていく社会の中で、人類社会に貢献したいという高い「志」を持ち、それぞれの将来像に向けて学修に励んで欲しい」と新入生を激励。大学生活で大切にして欲しいこととして、「学ぶ」「友人をつくる」「世界に目を向ける」の3つのメッセージを贈った上で、「失敗を恐れず、積極的に出会いを求め、その経験から人間として成長してほしい」と話しました。

続いて、今年度からの初めての試みとして、在学生による新入生歓迎企画を行いました。初めに、六甲台学生評議会の学生の司会のもと、ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏(昭和58年経営学部卒)による記念講演がありました。高岡氏は、「大学生活は、これまでの答えのあった世界から、答えのない世界へ飛び出すまでの、重要な助走期間。専門的な知識を学び、様々な経験をし、多くの人と交わることによって、答えのない問いを問い続けながら、自分のやりたいことや「志」を見つけて欲しい。」とエールを送りました。

続いて、六甲台学生評議会の学生3人と高岡氏が、海外の学生と日本の学生の違いや、自立性を育むために心がけること等、様々なテーマについて、ディスカッションを行いました。

最後に、この日のために学生がデザインし、会場で新入生に配布された「神戸大学入学式キットカット」に、それぞれの志を書き、新入生全員が掲げ、4年間の学生生活を充実したものにすることを誓い合いました。

この日入学したのは学部に2,621人、大学院博士課程前期課程に1,226人、博士後期課程に328人、法科大学院と経営学専門職学位課程に141人、編入学生137人でした。

会場全景
高岡氏と学生らのディスカッション
キットカットに志を書く新入生
キットカットを全員で掲げた様子

(総務部広報課)