平成29年5月29日に「日経ウーマノミクスフォーラム ダイバーシティ研究環境整備と女性研究者の未来」に特別協力校として参加しました。このフォーラムは、女性比率が極めて低い研究現場の実情に迫り、女性研究者にとって障壁は何か、多様性あるワークスタイルを探ることを目的としています。
講演開始前にはポスターセッションが行われ、神戸大学もこれまでの取り組みについて説明をしたり、他大学から説明を受けたりと男女共同参画活動に関する交流を行いました。また、講演及びパネルディスカッションでは、大学及び企業の女性研究者からキャリア形成、ワークライフバランスなど経験を踏まえたお話があり、本学の内田理事・副学長がパネリストとして参加しました。キーノート、パネルディスカッションを受けて、『女性として働く』ということには様々なスタイルがあり、本当の『ダイバーシティ』はそれを可能にするための家庭環境や社会的措置が重要だと痛感しました。
フォーラムの後の交流会では農学研究科 博士課程前期課程1年 濱田 莉菜子さんが講演・パネルの感想、自分の将来の夢などを他大学の院生とともにスピーチを行いました。
当日は、高校生、大学生、研究者、大学の男女共同参画担当者など350人が集まりましたが、企業及び大学の女性の参加者が多かったので、さらに外国ではどうか、男性はどう考えているのか、といったことも聞いてみたいと思いました。