Kobe University

「第2回神戸大学・北京外国語大学 国際共同研究拠点シンポジウム」を開催しました

2017年07月10日

神戸大学国際連携推進機構アジア総合学術センターは、北京外国語大学との共同主催により6月23日に「第2回神戸大学・北京外国語大学 国際共同研究拠点シンポジウム」を神戸大学瀧川記念学術交流会館大会議室にて開催しました。本シンポジウムは、神戸大学・北京外国語大学国際共同研究拠点の活動の一環として挙行されたものです。

今年は、シンポジウム開催に先立ち、本学・北京外国語大学間で締結されている国際共同研究拠点アクションプラン更新版の調印式が行われました。更新版は、本学と北京外国語大学の一層緊密な協力関係を推進するものです。調印式においては、武田廣神戸大学長、闫国華 北京外国語大学副学長が挨拶を行い、これまでの協力関係を一層拡大していくことを表明しました。

神戸大学・北京外国語大学 国際共同研究拠点アクションプラン調印式

シンポジウムは、「発展モデル転換の日中比較Ⅱ」のテーマで行われました。午前中の社会科学系セッションでは、「多元化する世界経済の日中関係」をテーマに、黄磷 国際連携推進機構アジア総合学術センター副センター長が司会を行い、神戸大学および北京外国語大学から、3名の研究者が発表を行いました。また、午後には梶尾文武 人文学研究科准教授司会の下、「〈交通空間〉としての東アジア―文化・言語・国家」をテーマに人文学セッションが行われ、5名の研究者が発表を行いました。シンポジウム総括においては、郭連友 北京外国語大学北京日本学研究センター長、徐一平 同センター教授、梶尾准教授、古市晃人文学研究科准教授による議論が聴衆も参加する形で活発に行われました。

今回のアクションプラン更新版調印及び北京外国語大学とのシンポジウムにより、今後、両大学の交流が一層深まり、中国及びアジア、世界各国の研究者・大学との協力関係が発展することが期待されます。

第2回神戸大学・北京外国語大学 国際共同研究拠点シンポジウム

(国際部国際企画課)