Kobe University

「第2回ハノイ神戸大学連絡拠点シンポジウム」及び「第5回日本研究センター長フォーラム」を開催しました

2017年10月17日

神戸大学国際連携推進機構アジア総合学術センターは、9月27日に「第2回ハノイ神戸大学連絡拠点シンポジウム」、9月28日に「第5回日本研究センター長フォーラム」を神戸大学瀧川記念学術交流会館大会議室にて開催しました。

9月27日の「第2回ハノイ神戸大学連絡拠点シンポジウム」は、神戸大学が2015年に連絡拠点を設置した貿易大学 (ベトナム) との交流促進のため研究者を招へいし、合同で学術集会を開催したものです。「日越学術交流の展望」というテーマで、本学、貿易大学双方の社会科学系の研究者が議論を行いました。

当日は、ダオ・ティ・トゥ・ザン貿易大学副学長の基調演説から始まり、井上国際担当理事の開会挨拶、本学及び貿易大学研究者からの研究発表と続き、活発な議論が行われました。閉会では藤田誠一教育担当理事が挨拶を行い、今後引き続き本学と貿易大学が緊密な交流を行うことを確認し、シンポジウムは成功裏に終了しました。

9月28日に開催された「第5回日本研究センター長フォーラム」は、日本研究に力を注いでいるアジアの主要大学から、著名な研究者4名を招へいし発表及び議論を行ったものです。今回のフォーラムは二つのセッションに分け、第1部は「日本研究センター長フォーラムの将来像:神戸に何を期待するか」というテーマで、第2部は「国際構造変動期の日本:アジアはどう見ているか」というテーマのもとで開催されました。

井上国際担当理事の開会挨拶に続き、本学、王立プノンペン大学 (カンボジア)、四川大学 (中国)、ソウル大学校 (韓国)、及びベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学 (ベトナム) の研究者により、様々な角度からの研究発表が行われました。

全体討論では、木村幹アジア総合学術センター長が司会を務め、アジアの中における日本研究、研究者のあり方、また研究のみならずアジア、世界における日本のあり方、アジア諸国のあり方、また大学が果たす役割について、聴衆も参加した内容の濃い議論が行われました。

今後、研究者間の学術交流が一層深まり、アジア、世界各国の研究者・大学との交流が進むことが期待されます。

(国際部国際企画課)