Kobe University

第10回日中学長会議に参加しました

2017年10月27日

基調講演中の武田学長

10月19日から21日、中国・瀋陽にある東北大学にて、第10回日中学長会議が開催されました。同会議は、日中双方の大学長が一堂に会し、共通の課題等について話し合うもので、2000年から日中両国において隔年で開催されています。本学からは武田廣学長が出席し、羅志偉国際連携推進機構アジア総合学術センター中国事務所長、立花和雄国際企画課課長補佐、及び韓昱中国事務所員が同行しました。

20日に行われた会議では、冒頭に日本側の大学の代表として武田学長が「日本の大学の国際化-中国の大学との交流をもとに考える-」と題し、本学の紹介も交えた基調講演を行いました。引き続き、議題議論 (第1から3部) が午前、午後に行われ、テーマ毎に各大学 (中国側、日本側各1大学) から発表、質問があり活発な議論がなされました。同時に学生フォーラムが開催され、本学からは経営学研究科博士課程前期課程2年生の野間貴久さんが参加しました。フォーラムでは、日本側 (21名)、中国側 (16名) の参加大学の学生が3つのセクションに分かれて英語でプレゼンテーションを行い、活発な意見交換が行われました。

最後に、日本側、中国側それぞれの学生代表が、学生フォーラムのまとめの発表を行いました。引き続き、東京大学、北京大学の副学長が、日中の大学として有意義な会議であったと学長会議を総括し、本会議の益々の発展を期待して、中国側の当番校の東北大学の盛大な歓迎に感謝し、閉幕となりました。

今後の日中大学間の益々の協力強化が期待されます。

全体写真

(国際部国際企画課)