
11月17日~22日、神戸大学は中国・北京 (18日、19日)、上海 (21日) で開催されたPhD Workshop China 2017 (博士学生国際交流会) に参加しました。
本ワークショップは、国外での博士学位取得に興味を持つ中国の大学院生と、海外の大学等機関とが、個別面談方式による情報交換をするために2009年から毎年開催されているもので、神戸大学は3回目の参加となります。今回は世界各国から約60の大学が集まりました。
北京会場に参加した日本の大学は、神戸大学のみでしたが、EU圏においては、オランダの8大学から34の学院や機関が参加するなど、政府の助成を得て積極的に活動している様子が伺えました。
ワークショップは各大学の説明会、および各機関の個別面談ブースを中心に行われ、本学のブースには3日間で130名を超える学生が訪れました。面談をした学生達は、各研究科の研究内容、入学試験情報、必要な能力や資格、さらには奨学金や学費に関する事など、様々な質問を寄せながら、本学教職員の話に熱心に耳を傾けていました。
中には面談を予約して訪れてきた学生達もおり、事前に希望する指導教授の情報を調べているなど、非常に積極的な姿勢が感じられました。本学のブース前には学生達が列を作り、その列が途切れることはほとんど無く、大変盛況でした。本ワークショップへの参加を通じて、中国からの本学への博士後期課程の留学生が増えることが期待されます。

