Kobe University

小川理事がスロベニアの大学および研究機関を訪問しました

2017年12月11日

11月13日、14日にかけて、小川真人理事・副学長がスロベニアのリュブリャナ大学とマリボル大学を訪問しました。

神戸大学との大学間協定校であるリュブリャナ大学では、イゴー・パピッチ学長を表敬訪問した後、福田啓二在スロベニア日本国大使と、マジャーシュ・クラーシュエン リュブリャナ大学副学長も同席して懇談を行いました。懇談では、両大学の良好な関係を推進していくことで一致しました。

小川理事は同大電気工学部においてグレゴール・ドリナー学部長ならびにサショー・ブラジッチ研究担当副学部長と会談し、学生交流などについて意見交換を行った後、教職員を対象に産学連携をテーマにした講演を行いました。講演では、神戸大学の戦略的重点研究の形成、イノベーション創生の推進策、研究資金の調達等について、事例を交えながら紹介を行いました。

続いて訪問したマリボル大学電気工学・コンピュータ科学部では、ボールトゥ・ザリック学部長と懇談し、今後の大学同士での学術交流協定締結や、研究交流に向けての具体的な調整の話が進められました。

マージャン・マーニック研究担当副学部長の案内で、各研究室を巡るラボツアーに案内された後、小川理事は教職員と学生を対象にした講演会にて、神戸大学の紹介と、産学連携について講演を行いました。マリボル大学は特に自然科学系分野において、日本の研究機関を交流を強化しており、講演後も積極的な質問が多数寄せられました。

小川理事は今回のスロベニア滞在中、他にもヨージェフ・ステファン研究所にて、ジャドラン・レナーチック所長らと競争的資金や研究者のキャリアパス等についての意見交換を行ったり、テクノロジーパーク・リュブリャナで、日本企業との連携・インキュベーション事業について説明を受けるなど、在スロベニア日本国大使館の協力もあって、充実した訪問活動を行うことができました。

今後ますますスロベニアの大学・研究機関との連携・交流ならびに学術ネットワーク形成が進展することが期待されます。

(国際部国際企画課)