Kobe University

スロバキア・ハンガリーにて国際交流基金ブダペスト日本文化センターと共催イベントを開催しました

2018年02月20日

2月1日、スロバキア・ブラティスラーバにて、日本のポップカルチャーに関する講演会を在スロバキア日本大使館、国際交流基金ブダペスト日本文化センターと共催しました。講演会は「世界を旅する日本のポップカルチャー」と題し、油井清光学長補佐(国際連携担当)・人文学研究科教授が日本のポップカルチャーに関する講演を行いました。講演後、熱心な質疑応答があり、現地での関心の高さを示していました。

2月3日 - 4日には、ハンガリー・ブダペストにて中東欧PhDワークショップを国際交流基金ブダペスト日本文化センターと共催しました。ワークショップには神戸大学からは油井学長補佐に加え、増記隆介人文学研究科准教授が参加し、現地で中東欧諸国全体から選抜されたPhD学生を対象に日本学に関する発表、意見交換、研究に関する助言等を行いました。4日のワークショップでは増記准教授が最終講義を行いました。4回目となる本ワークショップには、日本の大学からは神戸大学のみが参画してきており、本学の中東欧諸国におけるプレゼンスの高さが評価されています。

2月5日には、ハンガリー・ブダペストにて増記准教授が仏教美術に関する一般市民向け講演を行いました。講演会は、「仏眼仏母像をめぐる明恵と空海」と題され、引き続き国際交流基金ブダペスト日本文化センターが共催しました。100名ほどを収容する会場は満席となり、熱気に包まれる講演会となりました。

いずれの講演会・ワークショップへも多くの現地の学生や研究者が出席し、スロバキア及びハンガリーにおいて、日本文化をはじめとする日本学において研究者や学生との交流を深め、中東欧諸国と日本との関係について知識を深める機会となりました。

神戸大学は2015年10月に神戸大学ポーランド拠点 (クラクフ) を開所し、中東欧諸国との研究教育分野における国際連携を強化してきました。今後も、国際交流基金ブダペスト日本文化センターとの共催イベント等を通して、中東欧諸国の協定校とともに日欧の教育及び研究分野での協力強化を推進していきます。

日本のポップカルチャーに関する講演会
(ブラティスラーバ)
PhDワークショップ(ブダペスト)
仏教美術に関する一般市民向け講演 (ブダペスト)

(国際部国際企画課)