Kobe University

学術研究や課外活動で優秀な成績 学生ら21人と4団体を表彰

2018年03月20日

神戸大学は3月13日、平成29年度に学術研究や公認課外活動で優秀な成績を修めたり、顕著な功労があった個人21人と4団体を表彰しました。学生表彰規程に基づき、毎年学長が表彰しているものです。

表彰状を受け取る女子ラクロス部・権藤眞美さん

今年度は、ヨーロッパで開催されるマテリアルサイエンス関係の学会の中でも最大規模であるEuropean Materials Research Society 2017 Spring Meeting のシンポジウムにおいて、”Surface Plasmon Enhanced Photoluminescence from Silicon Quantum Dots Monolayer”という題目で口頭発表を行い、Young Scientist Awardを受賞した井上飛鳥さん (工学研究科博士課程後期課程2年)、「VR (仮想現実) 映像」と「EMS (Electrical Muscle Stimulation)」による筋肉への電気刺激を活用した新しいトレーニング法を提案し、「日本スポーツ産業学会」第26回大会で「スポーツ庁長官賞」を受賞した久保雄一郎さん (人間発達環境学研究科博士課程前期課程2年)、2017年9月に行われた第61回奨励会三段リーグ戦において好成績を収め、10月1日付けで四段に昇格しプロ棋士となった古森悠太さん(経済学部4年)、国際ラクロス連盟主催第10回FIL女子ワールドカップ日本代表選手に選出され、参加25カ国中9位の成績を収めた権藤眞美さん (海事科学部4年)、Student Yachting World Cup 2017で初の世界大会優勝を果たしたオフショアセーリング部、第26回東西大学王座決定戦「プリンセスボウル」で4年連続優勝を果たし、さらに第23回全日本王座決定戦「さくらボウル」でも勝利し、4年連続日本一となった女子タッチフットボール部など、多彩な顔ぶれが揃いました。

また、硬式野球部監督を長年務められた中村弘さん、漕艇部OBOGによる「神漕会」、並びに、同会の会長を務められた大原八十八さんら課外活動の学外功労者・団体に対し、学長から感謝状の贈呈が行われました。

謝辞を述べるオフショアセーリング部・藤野功貴さん

表彰式は13日16時から出光佐三記念六甲台講堂で行われ、武田学長が表彰者 (団体) 1人1人に表彰状と記念品を手渡し、「皆さんが学術研究や課外活動を通して築いた優れた功績は、後輩にとっても大いに励みになります。特にオフショアセーリング部や女子タッチフットボール部の皆さんは、神戸市からも表彰されるなど、本学の名声を大いに高めてくれました。皆さんが、今後もますますご活躍されることを祈念します」と受賞者を称えました。

続いて表彰された学生を代表して、オフショアセーリング部の藤野功貴さん (海事科学部4年) は、「このような表彰を受けられたことは、私どもの努力だけではなく、周囲の方々の応援や、大学のご支援の賜物です。神戸大学を私たち学生がもっと盛り上げられるように、これからも努力してまいります」と謝辞を述べました。

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(広報課)